飛蚊症の原因は様々なのですが、大きく分けると3つ考えられます。

■生まれつき
 生まれつきの飛蚊症があります。硝子体(しょうしたい)の中に、本来は消えるはずの組織が残っている場合、その組織が自分で見えてしまい、飛蚊症の症状を感じることがあります。
 生まれつき飛蚊症を抱えているという人は意外と多く、飛蚊症患者の大半は生理的飛蚊症と考えられます。ほとんどは軽い症状で、治療の必要はありません。

■老化
 老化によって飛蚊症の症状を感じることもあります。加齢に伴って硝子体と網膜がはがれてしまい、その際に飛蚊症が起こることも少なくありません。
 この場合、見える物は、最初は気になるほどの大きさですが、だんだん小さくなって気付かなくなることがほとんどです。しかし「後部硝子体剥離(こうぶしょうしたいはくり)」と診断された場合は治療が必要です。

■病気
 病気によって飛蚊症の症状が現れることもあります。例えば上に書いた後部硝子体剥離の他、網膜裂孔、網膜剥離、眼底出血などの病気が原因の場合もあります。
 症状が出て気になる場合は、眼科を受診してください。